movie book art etc…

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いつもこの時間まで起きていて、夜に同化してしまいそうになる。身体や髪の匂いや体温もそのまま全身ゆっくり溶けていけばいいのになぁとたまに思う。ねむれないと気づいてからの夜は長い。白くなってくる空の色で、ぼんやり時刻を計る。

今日、ヒッチハイクをしている男性を見た。車で横を通りすぎたのだけど、「東京」と書かれた大きなカードを脇に抱え、帽子をかぶり、リュックを背負い、少し疲れた顔で遠くを見ていた。こんな端っこまで来たのかぁと思ったら妙に親近感がわいて、このあたりもう観光したのかなぁと気になった。次はどこにいくんだろう…。彼が旅へ出た理由が、好きなロードムービーに影響を受けたからとか、自分探しの旅とかで、思い立ってすぐ行動したらもうこんな所まで来ていた。みたいなのだったらすごくいいのに。私も最小限の荷物を持って、あちこち知らない場所へ行ってみたい。

時間や立場、責任に縛られない生活って、どんな感じなんだろう…。

楽しいけど、ふと我に返り涙したり、平穏な生活に戻りたいと思い悩んだりするのかな。ないものねだりなのかな。。

現実の私は、夢にぐらぐら心揺らされながら起きて、朝ごはんのおいしいパンでちょっと元気になり、買ったばかりの洋服に袖を通し、いろんなものに力を分けてもらい出掛けてく、そんな毎日