表と裏

 

 

 

 

 

 

ネムーンのまなかと裕志の会話はいつも、風でそよいでる芝生の上でサンドイッチ食べながらぽつぽつ話してるみたいで、ねむたくなる

 

語りかけたら、言葉を丁寧に選んで返してくれて、その空気を心地いいなと思うの幸せなことなんだろうなぁ…

誰でもない、その人としかできない会話

ずっと話してたいな、こういう言葉選びが好きだなぁとか

知らない世界を教えてくれたり、誰にも内緒の話をこっそりうちあけたり 

 

 

 

よしもとばななさんの作品、やさしく死に結びついていて、手繰り寄せる糸の先は、少しずつ近づき、形が朧気につかめてくるような雰囲気

でも小川洋子さんの描く死は、静かに佇んでいて冷たく、双方の距離は埋まらず平行線

対岸から知らない誰かを見ているような目線に惑わされる

書き手の作家さんによって、随分印象も変わるなぁと思う

 

 

 

小川洋子さん、本当に大好き

いつ読んでも冬の雪を指で撫でるような、 氷水に身体が包まれてくような冷ややかさがとってもいい

 

 

 

なんだか今日は夢の話を聞きたい夜

人の夢の話はつまらないと聞くけど、私はすごくいいなと感じる

その人の潜在意識にもぐって、大きく手足を伸ばし泳いでる気分

表面的な話よりも、秘密の共有がある

 

 

 

毎日夢をみるから、夢日記つけたいなぁなんて思ってたけど、いつも実際文字にすると恥ずかしくなる

 

 

 

三月も半ばを過ぎ、もうすぐ桜もみれるかなぁ…

昼間ランチしながら、ぼーっと考えてた

窓から歩いてる人達の姿をぼんやり目で追う

洋服、最近どうしていいかわからなくて、いつも鏡の前で困ってしまう

羽織るものいるかなぁ、今日は薄手のニットでも寒いかな?とか

きっとあっというまに暑くなり、半袖になるんだろうなぁ…毎年考えてる一連の流れ

夏はただ生きて息してるだけでも苦しくなってしまうから、今からでも涼しく乗り越える対策を考えなくちゃ

 

 

 

春という季節は、一番嵐が似合うなぁと思う

瞼を閉じると明るく穏やかなところと荒々しい雨風や雷が表裏一体で存在するイメージ

大人しく控えめな女の子が、みえないところで徐々に狂ってくような感覚

 

 

 

そういえば今読んでる江戸川乱歩さんの傑作選が、一面真っ赤なスイカの写真なんだ

赤色と江戸川乱歩さんを組み合わせてるの、意図的なのか、それともただ夏に発売されたからなのか、気になってちょっと心拍数が上がる

 

 

 

大江健三郎さんの「死者の奢り」と「飼育」はさっき話した春みたいに対極的で、最近読んだ中で素晴らしかった

飼育の、したたる汗の温度や熱の表現、人間の匂いが濃くてその時代に生きるようだった

 

 

いろんな作品を読んで、様々な時代を読み解いていきたいなぁ