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さらさら

 

 

 

 

 

 

昨日は一日中雨だった

しとしと静かに降っていて、野良猫は屋根の下でのんびり雨宿りをしていた

人間みたいに憂鬱に空を眺めるんじゃなく、いつ止んでもずっと降っていても、どちらでもかまわないよ、とゆったりした休憩

雨の街は、流れる喧騒がくぐもって柔らかく聞こえるような気がする

プールの中、呼びかけてくる全ての音が鈍く沈んでくように

周りの声が遠くなり、薄いバリアみたいなものに囲まれてる安心感がある

 

 

 

身体一つ、心も剥き出しなの、いつも危険信号がチカチカしてる

傷つきたくないのに傷ついたり、傷つけるつもりなかったのに傷つけたり

どうしてそういうのから逃れられないんだろう

 

 

 

未来より過去の方があまりにも残酷で、変えられない分容赦なく現実を突きつけてくる

変えられないこと、これからも永遠に同じ事というのは、隙がなく張りつめていて本当に怖いことだと思う

 

 

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髪をばっさり切ったのは、つい一週間前のこと

20cmほど、ボブくらいまで

すっきり軽くて、とてもきもちがいい

黒髪がさらさら首もとにかかり、風もよく通る

髪の毛がさらさらでしっとりしてるのは、女性らしいと思う

トリートメントを毎日して、アイロンも少なめに

髪型を変えると、心が躍って外に出掛けたくなる

春だし、知らない街を散歩したいな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

表と裏

 

 

 

 

 

 

ネムーンのまなかと裕志の会話はいつも、風でそよいでる芝生の上でサンドイッチ食べながらぽつぽつ話してるみたいで、ねむたくなる

 

語りかけたら、言葉を丁寧に選んで返してくれて、その空気を心地いいなと思うの幸せなことなんだろうなぁ…

誰でもない、その人としかできない会話

ずっと話してたいな、こういう言葉選びが好きだなぁとか

知らない世界を教えてくれたり、誰にも内緒の話をこっそりうちあけたり 

 

 

 

よしもとばななさんの作品、やさしく死に結びついていて、手繰り寄せる糸の先は、少しずつ近づき、形が朧気につかめてくるような雰囲気

でも小川洋子さんの描く死は、静かに佇んでいて冷たく、双方の距離は埋まらず平行線

対岸から知らない誰かを見ているような目線に惑わされる

書き手の作家さんによって、随分印象も変わるなぁと思う

 

 

 

小川洋子さん、本当に大好き

いつ読んでも冬の雪を指で撫でるような、 氷水に身体が包まれてくような冷ややかさがとってもいい

 

 

 

なんだか今日は夢の話を聞きたい夜

人の夢の話はつまらないと聞くけど、私はすごくいいなと感じる

その人の潜在意識にもぐって、大きく手足を伸ばし泳いでる気分

表面的な話よりも、秘密の共有がある

 

 

 

毎日夢をみるから、夢日記つけたいなぁなんて思ってたけど、いつも実際文字にすると恥ずかしくなる

 

 

 

三月も半ばを過ぎ、もうすぐ桜もみれるかなぁ…

昼間ランチしながら、ぼーっと考えてた

窓から歩いてる人達の姿をぼんやり目で追う

洋服、最近どうしていいかわからなくて、いつも鏡の前で困ってしまう

羽織るものいるかなぁ、今日は薄手のニットでも寒いかな?とか

きっとあっというまに暑くなり、半袖になるんだろうなぁ…毎年考えてる一連の流れ

夏はただ生きて息してるだけでも苦しくなってしまうから、今からでも涼しく乗り越える対策を考えなくちゃ

 

 

 

春という季節は、一番嵐が似合うなぁと思う

瞼を閉じると明るく穏やかなところと荒々しい雨風や雷が表裏一体で存在するイメージ

大人しく控えめな女の子が、みえないところで徐々に狂ってくような感覚

 

 

 

そういえば今読んでる江戸川乱歩さんの傑作選が、一面真っ赤なスイカの写真なんだ

赤色と江戸川乱歩さんを組み合わせてるの、意図的なのか、それともただ夏に発売されたからなのか、気になってちょっと心拍数が上がる

 

 

 

大江健三郎さんの「死者の奢り」と「飼育」はさっき話した春みたいに対極的で、最近読んだ中で素晴らしかった

飼育の、したたる汗の温度や熱の表現、人間の匂いが濃くてその時代に生きるようだった

 

 

いろんな作品を読んで、様々な時代を読み解いていきたいなぁ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「」

 

 

 

 

 

今日は野球の延長で、カルテットも一時間くらい延長になった

夜の野球は、小さい頃からまだかなぁまだかなぁと思ってしまう時間

父が試合を観て、お気に入りのチームが負けると機嫌が少し悪くなってたのを思い出す

 

私は、高校のとき野球部のマネージャーをしていた

友人に一緒に入ろうと誘われて入ったのだけど、一年も続かなかった

夏にポカリを大量に作ったり、沢山のペットボトル、汚れる野球ボール、スパイクで激しくこすれるベース

暑い季節は、タオルを首に巻いても帽子を被っても汗が止まらなくて、髪にまとわりつく

だけど、ホームランを打って青空に白く小さなボールが吸い込まれる瞬間だけは本当にきもちよくて好きだった

カキーンと鳴る音、清々しい選手の顔

青々とした緑が思い浮かぶ

部活は、学生という感じが色濃く、なくなった今だからかもしれないけど、私も何か心の底から打ち込みたかったなぁとたまに思う

 

カルテットを観ていたら、まだ遅くないのかもと考えたりする

四人はある程度、経験して落ち着き、大人になった人達

そんな人達が集まって同じ目標を目指すのは、また学生の時の部活とは違った雰囲気がするのかもしれないなぁ…

 

「好きは勝手にこぼれるもの」

すずめちゃんが言ってた

思いが積もり積もって、もうダメだぁって限界を感じた時に、ぶわっと好きが溢れる

好きな気持ちは、制限がきかない方がロマンチックだし、色気がある

小説や映画も、型にはまらず箍が外れてるほうが高揚したりする

 

 

恋はするものじゃなく、おちるもの

よく耳にしていて、誰の言葉なんだろうと思っていたら、こないだ読んだ江國香織さんの「東京タワー」に書いてあった

恋に溺れるのは、目隠しをされながら深い海の底にゆっくり堕ちていくイメージがいつも頭の中に浮かぶ

 

 

そういえば、部屋ですずめちゃんたちがしていたウェーブのドミノ、気になった

してみたいなぁ…

最近チェスなかなか強くならないから、ちょっとお休みして大富豪にハマっている

しばり、クーデター、都落ち、7渡し、10捨て

ローカルルールがたくさんあり、とても面白い

サマーウォーズを観て、一時期花札にすごく憧れたのだけど、まだしたことないから覚えたいなぁ…

 

 

 

カルテットの最後あたり

遊園地帰りの車の中、連休最終日の夜のベッド、今度いつ会えるかわからない友人の見送り、お正月帰るときお土産を持たせるおばあちゃんの横顔

そんな風なさみしい気持ちになった

共通してるのは、楽しかった時間の終わりと定かではなく曖昧な次回の訪れ

 

 

約束がないことは自由だけど、どこにでもいける不安がある

 

 

誰かを待ったり、次回を決める前にいつもなんとなく消えてしまう

本質をつかむ前にいなくなる

 

 

 

何事も逃げずに立ち止まって真っ直ぐ頑張ることは、本当に素晴らしいと思う

私もそんな人になりたい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

白い階段を駆け下りた廊下の先に、目線と消えた姿を辿る

どんな関係性か思い出せなくて、でも彼が被っていた紺色の野球帽なら思い出せる

名字や笑った顔、走り去った温度も

 

夢に左右される、か弱い記憶が苦しくて

あちこちに散らばってる小さな気持ちを一つ一つ潰してくように消耗してく

 

夜中、部屋にぽつんといたら泣きたくなった

 

なにが悲しいのかわからないけど、たまにどうしようもなく一人ぼっちに思うときがある

 

どんなに心を近づけても、決して同化することなく、個々として生きていかなくちゃいけないの、どうしてだろう…

 

とてつもなく寂しいときは、そういうきもちを持った同士がひとつになって、新しい人が一人出来上がればいいのにな

そしたら今より強くなれそうなのに

 

一人で乗りこえなくちゃいけない悲しさとか寂しさが、多い気がする

 

世の中、みんな一人で一生懸命生きてるの本当にえらいなぁと思う

言葉の奥にある心の中はみえないのすごく怖いし、いろんな辛さや不安をもて余してそわそわしたり、きもちや思考なんてストップしちゃえばいいのになって

 

神様は人間にきもちを作ったとき、なにを想って作ったんだろう…

 

 

私の住んでる家の窓は、お昼過ぎから夕方にかけて日が入るようになっていて、朝は薄暗い

今の季節は寒そうな青白さから、だんだん光をとりこんで、やわらかいオレンジ色になる

 

毎日この時間に空が明るくなってくると、子供の頃とは違って、どこまでも澄んだ希望のようにまっさら見えてたものが、まるで曇りガラスを透してみているように感じるときがある

 

もうこれ以上大人になりたくないなぁ…

子供のころを失ってまで、手にいれたもの 

いったいなにがあるだろう…

これから先、何を得て、そして失っていくんだろう

 

 

 

 

 

 

 

季節の


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ぱらぱらめくったら、寂しそうで静かな絵が文章の合間にたくさんあって、思わず買ってしまった

この日は、春らしいふんわりしたもの、まだ遠い夏のソーダ水や駆け抜ける自転車、じりじりした太陽を感じるものまで

 

 

絵があるものあんまり読まないから、時間をかけて大事に読みたいなぁ

 

 

古本屋の独特な匂いは少し苦手だけど、安い掘り出し物に出逢えて、のんびり流れる緩さみたいなのすごくいいなぁと思う

書店の隙がなくずらりと並ぶ新しい本や、きちきちした店員さんのエプロン、新鮮な洗い立ての果物みたいな雰囲気も、好き

 

 

本屋も図書館も、本がある場所は落ち着くし、いる人達もそんなに急いでなくて、穏やかな時間が心地いい

 

 

今日は、日差しが強くて暑かった

グラスの中、アイスコーヒーの氷の溶ける速さで季節を想う

お散歩してる人は、何考えて歩いてるのかなぁとか、桜の出てくる映画、春休みの献立…

 

そんなこと思い浮かべながら過ぎた一日だった