movie book art etc…

 

 

 

白い階段を駆け下りた廊下の先に、目線と消えた姿を辿る

どんな関係性か思い出せなくて、でも彼が被っていた紺色の野球帽なら思い出せる

名字や笑った顔、走り去った温度も

 

夢に左右される、か弱い記憶が苦しくて

あちこちに散らばってる小さな気持ちを一つ一つ潰してくように消耗してく

 

夜中、部屋にぽつんといたら泣きたくなった

 

なにが悲しいのかわからないけど、たまにどうしようもなく一人ぼっちに思うときがある

 

どんなに心を近づけても、決して同化することなく、個々として生きていかなくちゃいけないの、どうしてだろう…

 

とてつもなく寂しいときは、そういうきもちを持った同士がひとつになって、新しい人が一人出来上がればいいのにな

そしたら今より強くなれそうなのに

 

一人で乗りこえなくちゃいけない悲しさとか寂しさが、多い気がする

 

世の中、みんな一人で一生懸命生きてるの本当にえらいなぁと思う

言葉の奥にある心の中はみえないのすごく怖いし、いろんな辛さや不安をもて余してそわそわしたり、きもちや思考なんてストップしちゃえばいいのになって

 

神様は人間にきもちを作ったとき、なにを想って作ったんだろう…

 

 

私の住んでる家の窓は、お昼過ぎから夕方にかけて日が入るようになっていて、朝は薄暗い

今の季節は寒そうな青白さから、だんだん光をとりこんで、やわらかいオレンジ色になる

 

毎日この時間に空が明るくなってくると、子供の頃とは違って、どこまでも澄んだ希望のようにまっさら見えてたものが、まるで曇りガラスを透してみているように感じるときがある

 

もうこれ以上大人になりたくないなぁ…

子供のころを失ってまで、手にいれたもの 

いったいなにがあるだろう…

これから先、何を得て、そして失っていくんだろう

 

 

 

 

 

 

 

季節の


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ぱらぱらめくったら、寂しそうで静かな絵が文章の合間にたくさんあって、思わず買ってしまった

この日は、春らしいふんわりしたもの、まだ遠い夏のソーダ水や駆け抜ける自転車、じりじりした太陽を感じるものまで

 

 

絵があるものあんまり読まないから、時間をかけて大事に読みたいなぁ

 

 

古本屋の独特な匂いは少し苦手だけど、安い掘り出し物に出逢えて、のんびり流れる緩さみたいなのすごくいいなぁと思う

書店の隙がなくずらりと並ぶ新しい本や、きちきちした店員さんのエプロン、新鮮な洗い立ての果物みたいな雰囲気も、好き

 

 

本屋も図書館も、本がある場所は落ち着くし、いる人達もそんなに急いでなくて、穏やかな時間が心地いい

 

 

今日は、日差しが強くて暑かった

グラスの中、アイスコーヒーの氷の溶ける速さで季節を想う

お散歩してる人は、何考えて歩いてるのかなぁとか、桜の出てくる映画、春休みの献立…

 

そんなこと思い浮かべながら過ぎた一日だった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

忘れない

 

 

 

 

 

忘れない、っていい言葉

ずっと心に残り続けれたらいいのにな

 

愛の言葉より、

ずっと忘れないよって言われたい

 

 

 

 

 

 

夢と桜

 

 

 

 

昨日は、ひどい夢だった

ぱっと起きて、しばらくうーっとなり顔を洗って朝ごはんを食べたけど、心が麻痺してた。今日はもしかしたら一日引きずられるかもしれない。そんなふうに思った

日常はいつも通りで、時間は穏やかに過ぎ、夜はあっというまにくる

また眠る時間だ

悪夢をみた日の夜中は眠りに入るのに、どきどきしてしまう

また昨日の夢、みないといいなぁ…

 

朝はあんなにどんよりした夢だったけど、時間が経つたびに少しずつ薄れていってる。みた直後のようには、何もかも思い出せない

何日かしたらもうすっかり忘れてるんだろうなぁ…

夢に泣いたりしても、いずれ忘れちゃうのは本当によかったと思う

 

どうしてなにもかも忘れちゃうんだろう

 

願っても消えゆくもの

楽しかった思い出は切なさで戻ってきて、どんな過去も思い出すときは、薄くベールがかかっている

よかった思い出ほど悲しくなったりするときもあって、このきもちはなんだろうって考えたりする

 

最近朝は寒いけど、昼間はちょっとずつあたたかくなってきた

風の温度が心地よくなると、くるりが聴きたくなる

イヤホンが片方壊れてて、買いかえなくちゃと思いながら、何日か経っている

春はパステルカラーの絵の具を淡く散りばめたような水彩画のイメージ

桜もとろけそうなピンク色だし、植物は豊かに芽吹き始め、沢山の色が街を点々と染めていく

海が見えるぽかぽかした公園のベンチに座って、カフェで買ったパンを食べながら日向ぼっこしたいな

 

女の子たちのスカートはひらひら揺らめいて、行き交う人々もほんのり足どりが軽やかな気がする

 

 

桜は儚いから美しい

いいなぁと思った瞬間には、もうなくなってる

花火も紅葉、雪も

刹那的で、毎年同じ季節に戻ってくる律儀さがいいなぁと思う

今年のお花見はどこにいこうかな

フルーツサンド作っていこう

 

 

 

 

 

 

 

新作

 

 

 

 

 

村上春樹さんの新作が発売されるそうで、すごく気になっている

とても好きな作家さんで、中毒性があるなぁと冊を重ねるたびに思う

読む前は、好き嫌いがわかれやすいと聞いて構えながら読んだのだけど、今はとっぷりとはまりこんでしまっている

うまく言えないけど、透明な階段を一歩ずつ踏み外し堕ちていくような喪失感や、アイロンをかけ、ゆっくり料理をしたり丁寧に生活をする清潔なところがとても気に入っている

 

たとえ血が出てきても、血の匂いがあまりしないように思う

空気は湿りと乾きが絶妙な位置付けで漂い、優しくもなく冷たくもない

淡々とこなしていく、主人公の日々にいつの間にか、さらわれている

 

私が今のところ一番好きな作品は、「風の歌を聴け

1Q84海辺のカフカなど、おおかた有名な作品を楽しんだ後に読んだのだけど、村上春樹さんの原点がぎゅっと濃縮されていた

 

他に好きな作家さんもいるけど、読んでいて心が落ち着き、日々を柔和にしてくれるのは村上さんが一番だと思う

 

主人公はいつも何かを失い探しているし、電話はときどき鳴り、猫は寄り添っている

 

全部の作品を読んだあとに、新作読みたいなぁ…

楽しみにとっておきたい