読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

目線

 

 

 

 

すれ違いざま、さまよいながら漂う視線

目が合う瞬間、そらす先にみえるうつむき加減の顔

 

 

 

 

 

目線には色気がある

 

弱く揺れるものには、感情が表れる

 

 

 

 

 

 

 

 

重なる

好きのきもちは、相手を嫌いになれない項目が自分のなかで、薄い布を重ねるように少しずつ積もっていくことだと思う

 

好きと割合が多くなったり少なくなったりとかではなく、また違う枠組みが作られていて、日々ひっそりと重なっている

 

線引きはあるけど、同じことをされてもなぜか許してしまう

最初からやっぱりどこか特別なのかな

だから恋に落ちたのかもしれない 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カルテット

カルテット、おもしろい

まったりした掛けあいとか、冬の森とか

謎と一緒に進んでく、恋愛も

 

すずめちゃん、かわいい

四人の距離感もいいなぁ

片思いって、少しのことでどきどきしたり、いつのまにか頭に浮かんでたり

四人の恋、どうなるんだろうなぁ…

 

さみしさを癒してくれるような仲間、素敵だなぁと思った

血のつながりがなくてもわかりあえて、あたためあえる関係っていいな

人じゃなくても、楽器でも、その人によって形をかえていくもの

なぐさめは、生きてく糧になるんだと思う

毎回でてくるおいしそうな食べ物、夜なのにちょっとずるい

来週も楽しみ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

瀕死

「あなたたちの恋愛は瀕死」

この作品は、川上未映子さんの乳と卵の中にある、もうひとつの短編です

 

まず題名が、秀逸

突き放したような冷たさと諦めがこの一言に込められていて、声に出して言ってみたときの、力加減がすごくいい

けして強すぎない、女性らしさを感じるところ

 

有名なお話のあとだし、続けて読む人も多いんだろうなぁと思うけど、私は乳と卵よりもこちらの方が好きでした

 

都会に吐き捨てられたガムのような自意識の崩壊

見向きもされない、女性のうぬぼれや色とりどりの鳥の羽のような洋服、難しくセットした髪、一寸の隙もない肌をこてこてにしたメイク

女性であるから、身を着飾る大切さや一生懸命さ、そこに込める思いや期待もよく理解できる

だからこそ、このお話は重いもので頭を殴られるような感じがして激しく動揺した

 

ここまで思いきりがいいと逆にすがすがしく、最後のページを読み終えたあと、すごいなぁとつぶやいてしまった

本当は、そんなもの脱いでしまいたいと思ってるのかな

きっと一生つきまとう女としての品格や美意識

それを一蹴してくれたとこに拍手をしたかったのかもしれない

 

だけど、瀕死になろうとも今日も鏡をみて、髪を整え綺麗にメイクをし、お気に入りの洋服を纏って、駆け出してしまうのです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オムレツ

夕飯のオムレツ、ふわふわにできて嬉しかった

牛乳を少しいれたらクリーミーになっておいしい

つけあわせに水菜のサラダも作ったよ

バターをフライパンにおとして、立ち上ってくる香りはすごくいい匂いで、おなかがすいてくる

にんにくとバターの組み合わせも、いいよね

ごま油と生姜も

ごはんを作るのは、寒い寒いどこか、ストーブであたたまった部屋のキッチンに立って、炒めたり煮込んだりするイメージがいつも頭のなかにある

毎日夕飯なんにしようかなって、考える時間もたのしい

おいしそうに食べてくれる人がいると、がんばろうってなる

もうすぐバレンタインデーだ

今年はチョコなんにしようかなぁ…

 

 

 

 

過ぎ去った日のことを思い出す

私がいてもいなくても変わらない世界は、永遠に続くみたい

手を伸ばしたその指先をかすめ、必ず戻ってくるねと言ったきもちは、消えてく泡

いなくなったものばかり握りしめて、きらきらした思い出にすがりつくのは、さみしいことでしょうか

すべての人たちに平等な時間、それぞれ大事にしてるものがあったり、過ぎてしまえば消したくなるものもあったり

昔住んでいた家の前を久しぶりに通ったら跡形もなく、なくなっていた

平たい砂利の土地に風が吹く。冷たくてとても硬い

 

裏の浅い川、台風にカタカタしていた古い家だった。眠るときの子守唄、台所の料理の匂い、みんなの笑い声

家族が一つだった記憶

二度と手に入らない空間

こういうのをほんとうに悲しいっていうんじゃないのかなと思う

生きてると悲しみから逃れられない

うれしいことも悲しいことも、今のきもちもいずれは過去になってしまうのに、苦しいのはどうしてだろう 

心が休まるときは、きっと自分がこの世からいなくなるときだ、寒空の下ふと思う