六月

 

 


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『六月に入りました。雨はまだあんまり降らず、梅雨ももう少し先になるのかなぁ。アスファルトは照り返す暑さで、じりじりふやけそうなくらい

もうすぐまたあの暑い夏がくる

アイスは食べる先から溶けていき、プールにぱしゃぱしゃ遊ばせる足音、涼しそうに尖るサンダルのつま先、片手で口を塞がれるような息苦しく時がとまったような夜の空気も

 

毎年この季節は、憂いを帯びた目を伏せがちに、グレーのきもちでいっぱいになる

陽炎がもやもやと遠くの景色をゆらめかせる熱にずっと憧れてるのに、それは毎年遠くなっていく気がする』

 

 

 

 

六月一日に下書きしてた文章

もうそれから20日くらい経とうとしてるの早いなぁ…。暑さにへとへとになりながら、涼しいものを探して毎日生きてる。

避暑地に旅行にいきたいなぁとか、滝の美しさ、かき氷の味や、海のこととか色々考える。

学生の時に思ってた、夏休みの何かが始まるような予感や、どこまでも続く漠然とした夜。そういうのにいつまでも憧れてしまう

 

 

変わらないでいることと変わってくこと、どちらがいいんだろう…

最近よく思う。どちらかになり片方が失われ、前のほうがよかったのにとか、どうしていつまでもそのままなのとか言われたら、どうしていいかわからないなぁと思う…

結局どっちともダメなんじゃないのかなって。

難しいなぁ…状況や時間が複雑に混ざりあい、どうやったって変わってくのに、何を求められても届かないように感じて悲しくなる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

映画

 

 

 


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「ルーム」(2015)

久しぶりに映画を観て、こんなに泣いてしまいました。素晴らしい作品

ずっと気になっていて、あえてあまり内容を調べずに観ました。実際に起こった事件をもとに本が書かれ、それを実写化したそうで、後から知ってびっくり

あんまり書くとネタバレになってしまうので書けないのだけれど、前半と後半で一気に変わる状況に対する主人公とその子供の気持ちの変化が見ものです

子役の方の演技が本当に素敵で、終始涙ぽろぽろ。最初から結構ツラくて気が滅入りそうになるけれど、絶対最後まで観てほしい。。

 

 

特にラストが一番好きでした

 


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*****

 

邦画の「恋人たち」も観ました

評価が高かったので期待しながら観たのだけど、観る人を選ぶ作品かもしれないなぁと思った。この作品もラストが一番光ってたなぁ…。ラストのためにあるようなものという感じでした

恋人たちという映画だからといって、恋人同士では観ないほうがいいかもしれないです。。

映画の中にあったのは冷たいほどのリアルで、綺麗事も飾られた優しさもないけれど、その中を探った奥に少しだけ見える光にすがって、人は生きていくんだと思った。

そんな冷たさとあたたかさの積み重ねで、いろんな出来事を消化しながら毎日が過ぎていく

街ですれ違う人たちも、顔見知りのあの人も、それぞれに一生懸命に生きてる生活があるんだろうなぁと感じた

篠原篤さんの演技が、とてもよかった

同じ監督の作品も今度観てみたいなぁ…

 

 

 

久しぶりの映画が、良作ですごく満ち足りたきもち。映画を観て心が動かされると、またその想いに出会いたいなぁと思ってしまう

今年まだまだ素敵な作品に出会えるといいなぁ…

 

 

 

 

 

 

 


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気になってる写真集

海や森、自然の静かな一瞬を撮ったものが好きなのかもしれない

あとシンプルなデザインの建築とか

 

 

朝早くから予定があるから寝なくちゃなのに、全然ねむれないなぁ…。ねなくちゃって思えば思うほどねむれないよね。。うーん…

 

 

 

 

 

 

洗濯

 

 

 

 

お天気のいい日の洗濯物は、とってもきもちがいいものだと思う

風でふわふわやわらかそうに動く様子や太陽をたくさん浴びて真っ白に汚れのない清潔なところも

晴れの日は、何回も洗濯機を回す。そして次々に干していく。ベランダはスペースが限られてるから隙間にブロックを上手にはめていくように、少しずつ色んな種類の洗濯物を干していく

マットや布団カバーや、ぬいぐるみも

 

全部干したあとは、達成感でいっぱいになり、のんびりとコーヒーを飲む

夕方に日が落ちてきてオレンジ色に染まる洗濯物はなんだか元気ないようにみえるし、お昼に洗い立ての時の方が生き生きしてるなぁって今日思った

私の感じ方の違いなのかもしれないけど…

 

 

前に一人暮らしを始めたとき、家電製品全てにお金が回らなくて、洗濯機を買えなかったことがある。夜に濡れた髪のまま、小銭をポケットにいれて、コインランドリーへ出かける。

夜のコインランドリーは初めてで特別にわくわくしたのを覚えてる。昼間とは違って、しんとしてその空間を選んで来た人たちが少し近しく感じられる

待つ間もぐるぐる回る洗濯物を眺めたり、本を読んだり、外を散歩したり…

楽しかった。誰かと何をしたわけでもないのだけど、ずっとその記憶が残っていて、今だにコインランドリーは大好きな場所になっている

 

 

 

 

最近、全然映画をみなくなってしまった

どうしても借りるところまで気持ちが追いつかなくて、お店に行っても何にも借りず出てきてしまう。あんなに好きで、一日何本も観てたのになぁ…。どうしてだろう…

最後に観たのは、「百円の恋」だったかなぁ

安藤サクラさん、いいなぁって思った

愛のむきだし」のイメージが強すぎて、すぐそのこと思い出してしまう

 

 

 

 

連休、いいお天気になりそうでよかった

森に行ったり、自然で遊ぶからあんまり暑すぎないといいなぁ…

ここ二、三日、夢が荒れてるから、今日は穏やかな夢がみれますように…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近の気になった言葉

 

 

 

失われたものに対して「もともと失うべきものだったんだ」と考える

 

 

 

「忘れることは救われることです」

 

 

 

上司というものは、論破すべき相手ではなく利用すべき相手なんだ

 

 

 

 

反抗しやすい彼女に、彼がアドバイスした言葉なのだけど、的を射ているようで、かつ冷淡で利己的なこの発言は、色んな怒りと諦めを今まで沢山呑み込んできたからこその言葉のような感じがする

 

 

 

 

「行為の余韻をとどめた、低く気怠げな声」という表現が色っぽくて好き

 

 

 

男性のいいところがぎゅっとつまってるような

優しく落ちてくる声や、まとわりつくような濃密な空気感を連想する

言葉が表現する色気は、上品で奥ゆかしくいいなぁと思う

 

 

 

アフターダーク、今途中なのだけど1Q84に似ている気がするなぁ…

あと読みかけの本がいくつか

村上春樹さんの本、長編はアフターダークで全部読み終わる

 

 

 

近々本屋さん行くから、なにかいい本みつかるといいなぁ…

雑貨屋めぐりとかおいしいパン屋、うろうろしながらみつけるの楽しそうでしてみたいな

 

 

 

 

桜、いつの間にか散っていた

夜桜を一日だけ近くの公園へ見に行った

紺色と桃色だから対照的な色合いなのに、曖昧さと儚さがそのまま空に溶けていきそうだった

また来年までみれないのに、映像にも花びらも残してこなかったな

そういうの日常で繰り返し続けて、もう二度と手に入れられないものもあったりするのかもしれないなぁと悲しくなった

 

 

 

 

 

「」

 

 

「それは、入江くんがもうわたしの人生の登場人物じゃないからなんだよ」

十五年ぶりに会った友達に、にっこり笑いながらこんなこと言われたらどんな気持ちするんだろう…?

真夜中を語る、消えてしまいそうな儚く美しい描写と、生々しい人間の内面をねっとりとあぶり出すように描く激しさに、頭のなかをぐるぐると掻き乱される

 

 

 

ついさっき、すべて真夜中の恋人たちを読み終わった。前にヘヴンを読んだとき、どんな気持ちがしたかを思い出そうとしたけどうまくいかなかった

 

 

 

何にも言えず、相手の言うことをすべて吸収してしまうスポンジみたいになってしまうと、色んなものを吸いとりすぎて、どんどん重くなり身動きがとれなくなってしまうのかもしれないな

 

 

 

11月に冬子がみた夢の話が、きらきらしててそれは涙で濡れている気がして、とても悲しかった

叶うかわからない希望は、ときに胸を打つほどだと思う

 

 

 

三束さんの気持ちが、最後まであんまりよくわからなかった…。私は女性だから冬子の気持ちはよくわかる気がしたけど…

逆に男性だと冬子の行動に疑問を感じたり、三束さんのこと、もっとわかったりするのかなぁ

 

 

 

最後の終わり方がとっても良かった

題名にこんなにも特別な感情を持てたのは初めてかもしれない

 

 

 

川上さんの作品は読むとき、言葉がなめらかな水のように流れていく、文字を追うとき、歌を聴いている感覚になる。乳と卵を読んでいるときもそう思った

きっと詩集なんかだともっと映えるのかもしれないなぁ…

今度、読んでみたいな

 

 

 

 

 

江國香織さんの「すいかの匂い」も読了した

短編集なのだけど、読み終わったあと「この作品の中で、どれが一番好きですか?」と聞いてみたくなった

もし一緒だったら、すごく嬉しくなる

 

 

 

江國さんの本、今までたくさん読んだけどいつもと違う魅力に溢れてた

不透明な濁りを帯びた不穏さと誰かの皮膚につける小さな爪痕のようなお話達

 

 

 

一足先に、夏の海岸を裸足で歩くような涼しくてさらりとした本だった

私はこの中で「弟」というお話が一番好きでした

 

 

 

 

夏の夜、お風呂上がりに髪からぽたぽたする水滴が扇風機の風でやさしく揺れ、アイスは口の中のぬるい熱でゆっくり溶けていく

目を閉じるとそんな残像

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

旅、真夜中


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久しぶりのblogです

楽しみにしていた旅行は、最初から最後まで、のびやかなすっきりした気持ちで過ごすことができて、本当にいい思い出になりました

 

 

遠い知らない場所へ行くと、自分が何者でもないことを思い知らされて、何処にでも飛び立てるような、大空に解き放たれた感覚になる

 

 

そういうのは本当にやみつきになるし、鞄片手に旅をする人たちも、その抗えないどうしても引き寄せられてしまう魔力に魅せられてるのかもしれないなぁと思う

 

 

いつもと違う場所で起きる朝は、引っ越しした次の日の朝の目覚めと似ていて、とても新鮮で、すうっと吸い込む空気まで透き通っている

 

 

太陽も海も、毎食の食事も、いつもの日常の上に新しい画用紙をぺたりと貼るような、

色を重ねて大切に完成させてくアルバムのように感じる

 

 

 

また行きたいなぁと思う

少しずつお金を貯めて、今度はまた行ったことのない新しい場所へ

 

 

 

 

旅行が終わると、やっぱりちょっと寂しくなり、最近は頭がぼんやりして、春のあたたかい風でうとうとしてしまう日々が続いている

 

 

あちこちで桜が咲いたと聞こえてきて、もうそろそろお花見にいかなくちゃかなぁ…

 

 

 

街を歩く女性の、様々なスカートの色がよく目に飛び込んでくる

カラースカートが流行ってることもあり、目をひく鮮やかな原色のものも多い

春はパステルカラーなイメージがあるから、なんだか不思議な感じ…

 

 

 

今日読みたい本を何冊か買ってきて、

川上未映子さんの「すべて真夜中の恋人たち」を読み始めた

ずっと気になっていた本で、真夜中という好きなフレーズがどんな風に描かれているのか、読み進めるのが楽しみ

 

 

女性作家さんを読んでいてよく思うのだけど、やはり女性同士の鋭い視線や、曖昧で遠回しな台詞、息がつまるような集団で見つめられてる悪の表現が、上手だなぁと感じる

その点、男性作家さんは女性をそんな風に表現をすることがあんまりなくて、見つめる視線が優しいなと思う

 

 

 

「夜中」よりも「真夜中」と言う方が、ずっと夜の色が濃くて、手を伸ばしても届かない深さがいいなぁと思う